太陽の「熱」を利用して、冬は床暖房をしながら換気をおこない
春から秋にかけてはお湯を沸かすOMソーラー。

ここ遠州地域は、年間の日照時間が2100時間以上もあります。
全国でもトップクラスの日照が得られるこの地域は
太陽の熱を利用するのにとても適した地域であり、
OMソーラーの効果を最大限に発揮できます。

年間日照時間

― OMソーラーのある暮らし ―

足元からぽかぽか。
自然でやわらかな暖かさ。

床からの放射熱で家全体をあたためるため、エアコンのような気流が発生せず、頭のあたりだけぼーっとして足元が冷える、といったことがありません。
太陽熱を利用した床暖房は電気やガス式とは違う自然でやわらかな暖かさが得られ、乳幼児や高齢者にもやさしく安心です。全国で約230棟の保育施設・高齢者向け施設に採用されています。

冬の脱衣所も
冷やっとしない。

家全体をあたためる全館床暖房のため、リビングはもちろんキッチンや脱衣所、トイレ、廊下まであたたかく、間仕切りの少ない広々とした空間でも温度ムラを感じず快適に過ごせます。部屋を移動しても温度差が小さいため、掃除や洗濯など日々の家事の負担をやわらげ、冬の室内で起こりやすいヒートショックのリスクも低減します。

朝も夜も。
一日中ずっと暖かい。

太陽が出ている間は常に外気を温めながら室内に取り込んでいるため、買い物や仕事から帰って家に入れば、エアコンなどのスイッチを入れなくてもほんわり暖かい空気が出迎えてくれます。
さらに、蓄熱の効果で日没後から朝にかけても暖かさが持続。朝、布団から出るときも、夜更かしをして趣味をたのしむときも快適に過ごせます。

春から秋はお湯を沸かして、
給湯代を節約。

暖房のいらない季節は太陽熱を利用して40~50℃程度のお湯を1日に約300リットルつくります。洗い物や入浴で使用するには十分な温度と量をまかなうことができ、給湯にかかるガス代・電気代を削減します。

家じゅういつでも、
きれいな空気。

外気を温めながら室内に取り込むため暖房と同時に換気ができます。閉めきった部屋で暖房をしているときの、もわっとした嫌な空気感がなく、ペットや料理などの生活臭もこもりません。
また、暖かい空気がたえず家の中を循環しているので結露が発生しにくく、日々のお掃除もラクに済みます。

PM2.5対策はこちら

夏の夜は、
さらっと爽やかに。

夏の晴れた日の夜は、屋根の放射冷却を利用して外気を冷やしながら室内に取り込みます。就寝時に窓を開けずに外気取り込みができるので防犯上も安心です。

家庭で使う
電気をまかなう。

専用の太陽光発電パネル(OMクワトロソーラー)を組合わせることで太陽の熱と光の両方を活用し、暖房・給湯・換気・発電をします。太陽熱に加え発電時に発生する熱も暖房・給湯に利用することで、太陽光発電パネルの温度上昇による発電効率の低下を抑制します。省エネ+創エネによってゼロエネルギーの住まいも実現できます。

暖房・給湯費を大幅削減。
家計にも地球にもやさしい。

家庭で使うエネルギーの用途割合(資源エネルギー庁「平成23年度エネルギー白書」)によると暖房と給湯だけで家庭で使うエネルギーの半分以上を占めています。OMソーラーは暖房と給湯のそれぞれ約半分を太陽熱でまかない、光熱費を大幅に削減します。

― OMソーラーのしくみ ―

冬の昼

屋根への日射を利用して軒先から取り込んだ空気を温めます。温まった空気は床下に送られ、コンクリートに蓄熱しながら床暖房をして放射熱で家全体を温めます。

冬の夜

日没後は外気温の低下とともに昼間床下のコンクリートに蓄えた熱をゆっくりと放熱し、夜間から明け方にかけても床からの放射熱で家全体を温め続けます。

夏の昼

屋根で温めた空気を使って不凍液を温め、温まった不凍液を貯湯槽へ循環させてお湯を沸かします。余った熱は屋外へ排出し、屋根面からの輻射熱を抑えます。

夏の夜

晴れた日の夜は放射冷却によって冷えた屋根を利用し、空気を冷やして室内に取り込みます。